展示会とは?分類別の特徴や展示会を成功させるコツを解説
- 展示会
企業や団体が新しい商品・サービスを発表し、来場者と直接コミュニケーションをとれるのが「展示会」の魅力です。しかし実際には「展示会とは何を指すのか」「展覧会との違いは?」「どのような種類があるのか」「どうすれば展示会で成功できる?」と疑問を持つ方も多いでしょう。
本記事では、展示会の基本的な意味から種類ごとの特徴、さらに出展を成功させるためのポイントまで、初めての方でも理解できるように分かりやすく解説します。
これから展示会への出展を考えている方は、是非参考にしてください。
目次
展示会の基本的な意味
展示会とは
展示会とは、主催者が特定のテーマを掲げ、そのテーマに関心を持つ来場者が
一斉に集まるイベントです。
会場には複数の企業や団体がブースを構え、新製品の発表やサービス紹介、体験企画などを提供するため、その分野の最新のトレンドが集まる場所だといえるでしょう。
来場者はそれらを自由に見て回り、情報収集や担当者との会話を通じて、商談や導入検討・購入へと進みます。
展示会のテーマ例としては、以下のようなものが挙げられます。
●「釣り」をテーマにした フィッシングショー
●「健康」をテーマにした 健康博覧会
●「自動車」をテーマにした モーターショー
●「オリジナルアート」をテーマにした デザイン&アート・フェスタ など
展示会は、業界の最新技術やトレンドが一堂に集まる場でもあり、出展企業にとっては自社サービスや商品を知ってもらう絶好のチャンスといえます。

大規模な展示会は、関東では東京ビッグサイト、幕張メッセ、パシフィコ横浜などで開催されることが多く、関西ではインテックス大阪での開催が多く見られます。
中には、来場者数が数万人規模に達するケースも珍しくありません。出展企業にとっては、自社サービスの認知向上や商談の獲得、さらには人脈形成の大きなチャンスとなります。
展示会と展覧会の違い
展示会と似た言葉に「展覧会」がありますが、これらは目的が大きく異なります。はじめに伝えたいことを考えたら、それが他の会社とどのように違って魅力的であるのかを考えていきましょう。
●展示会
ビジネス目的で開催される、企業や団体が製品・サービスを紹介したり、
相談や契約を結んだりするための場
●展覧会
美術館・博物館・ギャラリーなどで開催される、芸術作品や歴史資料を鑑賞し、
文化的体験をするためのイベント
また、展示会と展覧会の違いは、「示」と「覧」という字の違いにも表れています。展示会が主に商品を「示す」ことを重視しているのに対し、展覧会は「覧る(鑑賞する)」ことを重視しています。
展示会は大きく分けると5種類

一口に展示会といっても、その目的や内容によって種類が異なります。
大まかには、以下の5つに分けられるでしょう。
●パブリックショー(BtoC)
●プライベートショー(招待制)
●展示即売会(BtoC)
●オンライン展示会(BtoB)
ここからは、上記5つの展示会についてそれぞれ簡単に解説していきます。
商談展
商談展とは、企業間の取引を主な目的とした展示会です。
来場者は業界関係者や企業の購買担当者などが多く、一般消費者はターゲットにしていないケースが多いです。
最大の特徴は、会場が単なる「製品紹介の場」ではなく、その名の通り「具体的な商談を行う場」として機能している点です。
名刺交換から始まり、その場で見積依頼や契約に向けた具体的な話し合いが行われることも少なくありません。
出展企業にとっては、質の高いリード(見込み顧客)を効率よく獲得できる絶好の機会となります。
パブリックショー
パブリックショーとは一般消費者に向けて開催される展示会のことです。最新トレンドを見たり、商品を体験したりできるため、誰でも気軽に来場できます。以下に例を挙げます。
●モーターショー
●ペット博
●コミックマーケット
展示だけではなくその場での販売も目的としており、即売会に近い側面を持ちます。
体験イベントやステージ企画が同時に開催されることも多く、娯楽性の高い展示会形式だといえるでしょう。
プライベートショー
プライベートショーは一般消費者向けの展示会とは異なり、企業が既存顧客・取引先など限られた対象者に向けて単独で開催する展示会です。「主催展示会」と呼ばれることもあり、招待制が多く、クローズドな展示会だといえるでしょう。
プライベートショーでは新商品の発表や既存商品のPRも行われますが、一番大きな目的は既存顧客との関係性を深めることです。
展示即売会
ファッションや食品など、一般消費者を対象にした展示即売会は、商品の展示だけでなく、その場で直接売買が行われる展示会です。展示即売会で展示される商品は市場価格よりも安いことが多いため、一般消費者の購買意欲を高められます。
商品を展示しながら販売できることから、販売促進の効果が高い展示会です。
オンライン展示会
コロナ禍以降増えているのが、インターネット上で完結するオンライン展示会です。「バーチャル展示会」や「Web展示会」とも呼ばれ、物理的な会場を必要とせず、VRやメタバースなどの仮想空間でも開催されます。
時間や場所の制限を受けないことから、出展企業にとっても来場者にとっても利便性が高く、コスト削減効果を期待できるのが特徴です。
ただし、オンライン展示会は通常の展示会よりも商談を獲得するためのハードルが高い傾向がみられます。
展示会の出展を成功させるためのポイント

展示会への出展で成果を出すには、入念な準備が欠かせません。ここでは特に重要な3つのポイントを紹介します。
目的を明確にする
一番大切なのは、展示会に出展する目的をはっきりとさせることです。具体的には以下のようなものが挙げられるでしょう。
・商談を成立させたい
・名刺獲得数(リード数)を最大化したい
目的によって、ブースの作り方や来場者へのアプローチの方法まで大きく変わります。
「なんとなく」で出展したり、出展自体が目的になったりしないよう、目的は明確にしておきましょう。
リード数や商談化数、受注数などを、具体的な数値目標(KPI)として設定しておくのも効果的です。
「人を惹きつけるもの」を設定する
自社のサービスや商品をPRするのであれば、他社との違いや自社の強みが分かるようにしましょう。来場者の足が思わず止まるようなチラシやリーフレットを用意しておくのもお勧めです。
また、「人を惹きつけるもの=自社の強み=ターゲット(顧客)に合わせたアピールポイント」ともいえます。アピールポイントをはっきりさせれば顧客心理にも寄り添いやすくなるでしょう。
「興味を引くためのブースを装飾する」
展示会には多数の企業が出展します。その中で決して埋もれてしまわないよう、目立つブース装飾が大切です。一番目立つ上部パネルには、遠くからでも分かるように一番伝えたいメッセージを大きく簡潔に載せるといいでしょう。手に取りやすい場所に見本品やデモ機を置く、目線の高さに合わせてパネルを展示するなども効果的です。
ほかにも、ブースの位置や形状に合わせてレイアウトを工夫しましょう。例えば、通路に面した側が広い長方形のブースは開放感があり、人の目線や動きを引き込みやすいでしょう。一方で、正方形のブースはやや窮屈な印象になりやすく、入り口を広く取るなどの工夫が必要です。
(ブースの位置の決め方や形状は展示会によって異なります。あらかじめ主催者が決めることもあれば、先着順で決める、くじ引きで決めるというパターンもあります)
ただし、ブースの設置で重要なのは、単に目立つことではなく、来場者が足を止めて会話と名刺交換につながる設計になっているかどうかです。
派手な目立つブースは多くの人の目を引き付けますが、それが商談につながなければ意味がないため、しっかりと内部設計を考えることが大事です。
まとめ
展示会とは、特定のテーマに関心を持つ人々が集まり、商品・サービスの紹介や商談が行われるイベントです。目的や内容によって展示会の種類は分かれますが、どの展示会においても、出展を成功させるためには「目的を明確にする」「人を惹きつけるものを設定する」「興味を引くためのブースを装飾する」ことが欠かせません。
展示会をうまく活用すれば、新たな顧客の獲得や売上上昇につながります。これから展示会への出展を検討している方は、本記事を参考にしながら、目的に合った戦略を立ててみてください。
展示会の出展についてお悩みの方は、展示会・イベントのプロである「RE+DESIGN」にご相談ください。
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